枕草子 第239段 類聚的章段
ことに人に知られぬもの
特に人に知られないものとして、人の妻の母親が年老いたこと、凶会日を挙げる。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
特に人に知られないもの。
人の妻の母親が年老いたの。凶会日。
意訳
人の注意をあまり引かないものを二つ挙げている。他人の妻の母がどれほど老いたかは、誰も気にとめない。凶会日(くえにち)は暦の上の凶日だが、普段はあまり意識されない。
語釈・文法注
文法
- 「めおや」
- 妻の親。
- 「くゑにち」
- 凶会日。陰陽道で、万事に凶とされる日。
解説
短い段で、意味についてはさまざまな解釈がある。
関連
出典
- 底本
- 丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、327頁(コマ170)。国立国会図書館デジタルコレクション
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部
- 更新日