枕草子 第227段 類聚的章段
ないがしろなるもの
しまりがなく見えるものとして、女官たちの髪上げ姿、唐絵の革の帯の後ろ姿、聖のふるまいを挙げる。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
しまりなく、無造作に見えるもの。
女官たちが髪を上げている姿。唐絵の革の帯の後ろ姿。聖のふるまい。
意訳
「ないがしろ」は、無造作でしまりのない様子をいう。髪を結い上げた女官の姿、唐絵に描かれた人物の帯の後ろ、俗世の作法にとらわれない聖のふるまいなどを挙げている。
語釈・文法注
文法
- 「ないがしろ」
- 無造作で、だらしなく見える様子。
解説
短い段で、身なりやふるまいの印象を述べている。
関連
出典
- 底本
- 丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、325頁(コマ168)。国立国会図書館デジタルコレクション
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部
- 更新日