枕草子 第193段 類聚的章段
陀羅尼は
陀羅尼は明け方に唱えるのがよいと述べる。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
陀羅尼は。
明け方がよい。
意訳
陀羅尼を唱えるのにふさわしい時刻は明け方だという。夜明け前の静けさの中に響く陀羅尼の声は、いっそう尊く聞こえるのであろう。次段の「読経は夕暮れ」と対になっている。
語釈・文法注
文法
- 「陀羅尼」
- 梵語の呪文をそのまま音写して唱えるもの。
解説
ごく短い段であるが、仏事の時刻に対する作者の美意識がうかがえる。
関連
出典
- 底本
- 丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、311頁(コマ158)。国立国会図書館デジタルコレクション
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部
- 更新日