枕草子 第189段 類聚的章段
文は
漢籍として、白氏文集、文選、博士の申し文を挙げる。
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現代語訳
漢籍は。
白氏文集。文選。博士の申文。
意訳
漢文の書物として、白居易の詩文集『白氏文集』と、中国の詩文の選集『文選』を挙げる。いずれも平安貴族の必読書であった。最後に博士の申文(官職を求める上申書)を加えたのは、名文として評判になるものが多かったからであろう。
語釈・文法注
文法
- 「文集」
- 『白氏文集』。唐の白居易の詩文集。平安時代に最も愛読された漢籍。
- 「申し文」
- 官職や位を望んで朝廷に差し出す文書。
解説
『枕草子』にしばしば引用される白居易の詩は、この『白氏文集』によるものである。
関連
出典
- 底本
- 丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、310–311頁(コマ158)。国立国会図書館デジタルコレクション
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部
- 更新日