枕草子 第171段 類聚的章段
受領は
受領として、紀伊守と和泉守を挙げる。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
受領は。
紀伊守。和泉守。
意訳
受領(国司)として望ましい国を挙げたものと考えられる。紀伊や和泉は都に近く、豊かな国であった。底本では二つだけが挙がっている。
語釈・文法注
文法
- 「受領」
- 任国に赴いて実際に政務をとる国司の長官。財をなすことが多く、中流貴族の憧れの官職であった。
解説
三巻本では「伊予守、紀伊守、和泉守、大和守」などと、より多くの国が挙げられている。作者の父清原元輔も受領を歴任しており、身近な関心事であった。
関連
出典
- 底本
- 丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、300頁(コマ153)。国立国会図書館デジタルコレクション
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部
- 更新日