古典ライブラリー

枕草子 第38段 類聚的章段

小舎人は

小舎人童は、小柄で髪がきちんとして、裾がさらりとし、声がよく、かしこまって物を言うのが利発そうでよいと述べる短い段。

女房たちの前で、若い小舎人童がかしこまって言上している。髪や身なりにも目を留める、細やかな観察のひとこま。
女房たちの前で、若い小舎人童がかしこまって言上している。髪や身なりにも目を留める、細やかな観察のひとこま。
  1. 1小こ小ここ舍どね舍どねどね人り人りりはははちひさくちひさくちいさくててて髪かみ髪かみかみのののうるはしきうるはしきうるわしきがががすそすそすそさはらかさはらかさわらかににに聲こゑ聲こゑこえをかしうをかしうおかしゅうててて、、、かしこまりかしこまりかしこまりててて物もの物ものものなどなどなどいひいひいいたるたるたるぞぞぞりやうりやうじきりやうりやうじきりょうりょうじき。。。

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

小舎人童は、小柄で、髪がきちんと整っていて、その裾がさらりとしていて、声が美しく、かしこまって物を言ったりしているのが、利発そうでよい。

意訳

貴人の供をする小舎人童の理想の姿。小柄で髪がきれいに整い、声がよく、きちんとかしこまって話す子どもは、いかにも賢そうでかわいらしい。

語釈・文法注

文法

「りやうりやうじき」
「らうらうじ」と同じ。利発で気が利いている、洗練されている。

解説

小舎人童の好ましい姿を挙げた短い段である。牛飼い、雑色・随身に続いて、貴人の供をする人々の理想像が並べられている。

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出典

底本
丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、193–194頁(コマ99–100)。国立国会図書館デジタルコレクション
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部
更新日