枕草子 第20段 類聚的章段
みさゝぎは
陵(天皇などの墓)の名として、うぐいすの陵、柏原の陵、雨の陵を挙げる短い段。

現代語訳
陵は。
うぐいすの陵、柏原の陵、雨の陵。
意訳
陵の名を三つ挙げる。「うぐひす」「あめ」と、陵らしからぬやさしい響きの名が並ぶ。
語釈・文法注
- みさゝぎ
- 陵。天皇・皇后などの墓。
文法
- 「かしはゞらのみさゝぎ」
- 柏原陵。桓武天皇の陵とされる。
解説
陵の名を挙げる短い段。墓所の名であっても、作者は名前の響きの美しさで選んでいる。
関連
出典
- 底本
- 丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、179–180頁(コマ92–93)。国立国会図書館デジタルコレクション
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部
- 更新日