古典ライブラリー

枕草子 第18段 類聚的章段

海は

海の名として、水うみ(湖)、与謝の海、川口の海、伊勢の海を挙げる短い段。

松の枝の向こうに広がる穏やかな海。浜辺へ寄せる波と遠い山並みが、静かな眺めをつくっている。
松の枝の向こうに広がる穏やかな海。浜辺へ寄せる波と遠い山並みが、静かな眺めをつくっている。
  1. 1海うみ海うみうみははは題
  2. 2水みづ水みづみずうみうみうみ、、、よさよさよさののの海うみ海うみうみ、、、かはくちかはくちかわくちののの海うみ海うみうみ、、、伊い伊いい勢せ勢せせののの海うみ海うみうみ。。。

引用の仕方

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現代語訳

海は。

水うみ、よさの海、かわくちの海、伊勢の海。

意訳

海の名を四つ挙げる。琵琶湖のような湖を「水うみ」として海の仲間に入れているのもおもしろい。

語釈・文法注

文法

「水うみ」
淡水の海、つまり湖。とくに近江の琵琶湖を指すことが多い。
「よさの海」
丹後国の与謝の海。天橋立のある海。

解説

海の名を挙げる短い段。伊勢の海は催馬楽や和歌に歌われた名所である。

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出典

底本
丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、179頁(コマ92)。国立国会図書館デジタルコレクション
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部
更新日