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枕草子 第14段 類聚的章段

峰は

峰の名として、ゆづるはの峰、阿弥陀の峰、いやたかの峰の三つを挙げる短い段。

霞や霧をまとい、幾重にも連なる峰々。山の名を次々に挙げる短い段の余韻を、広がる稜線に重ねている。
霞や霧をまとい、幾重にも連なる峰々。山の名を次々に挙げる短い段の余韻を、広がる稜線に重ねている。
  1. 1峰みね峰みねみねははは題
  2. 2ののの峰みね峰みねみね、、、阿あ阿ああ彌み彌みみ陀だ陀だだののの峰みね峰みねみね、、、いやたかいやたかいやたかののの峰みね峰みねみね。。。

引用の仕方

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現代語訳

峰は。

ゆずるはの峰、阿弥陀の峰、いやたかの峰。

意訳

峰の名を三つだけ挙げる。いずれも名前の響きや意味に作者が心ひかれたものであろう。

語釈・文法注

ゆづるは
ゆずりは(譲葉)。新しい葉が出てから古い葉が落ちる常緑樹で、めでたいものとされた。その名をもつ峰。

文法

「いやたかの峰」
「いや高」は、ますます高い、の意。名前そのものがめでたく感じられる。

解説

山に続いて峰の名を挙げる。ゆずりは、阿弥陀、いやたかと、縁起のよさや仏への信仰を思わせる名が選ばれているのは偶然ではないだろう。

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出典

底本
丸岡桂・松下大三郎編『国文大観』日記草子部(枕草紙) 板倉屋書房、明治36年(1903)、179頁(コマ92)。国立国会図書館デジタルコレクション
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部
更新日