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古今和歌集 巻第二十 大歌所御歌(神あそびの歌) 1077番

みやまには

読人しらず(よみびとしらず)

奥山では霰が降っているらしい。里に近い山のまさきのかずらが色づいたことだ。

詞書
「とりものの歌」(前の歌と同じ詞書)
作者
読人しらず(底本に作者名の記載はない)
  1. 1みやまにみやまにみやまにははは初句
  2. 2霰あられ霰あられあられふるらしふるらしふるらし二句
  3. 3外山とやま外山とやまとやまなるなるなる三句
  4. 4まさきのかづらまさきのかづらまさきのかずら四句
  5. 5色いろ色いろいろづきにけりづきにけりずきにけり結句

引用の仕方

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現代語訳

奥山では霰が降っているらしい。里に近い山のまさきのかずらが色づいたことだ。

意訳

外山のかずらの色づきから、奥山の霰を推しはかる。

語釈・文法注

み山
奥山。
外山
人里に近い山。
まさきのかづら
つる草の一種。神事に用いた。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『古今和歌集』の約四割を占め、撰者の時代より古い歌や、民謡・宴席で歌い継がれた歌、身分の低い人や女性の歌などを含む。
出典
『古今和歌集』巻第二十・大歌所御歌(神あそびの歌)・1077番
歌体
短歌
状況
詞書「とりものの歌」(採物の歌)。

修辞

対比
「み山」と「外山」。

解説

読人しらずの神楽歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、200頁(コマ113)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日