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古今和歌集 巻第十八 雑歌下 999番

人しれず

藤原勝臣(ふじわらのかちおん)

人知れず思う心は、春霞のように立ち出て、わが君の目にも見えてほしい。

詞書
「寛平の御時歌奉りけるついでに奉りける」(前の歌と同じ詞書)
作者
藤原勝臣
  1. 1人ひと人ひとひとしれずしれずしれず初句
  2. 2おもふこころはおもふこころはおもうこころは二句
  3. 3春霞はるがすみ春霞はるがすみはるがすみ三句
  4. 4たちいでてたちいでてたちいでて君きみ君きみきみががが四句
  5. 5めにもめにもめにも見み見みみえなむえなむえなむ結句

引用の仕方

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現代語訳

人知れず思う心は、春霞のように立ち出て、わが君の目にも見えてほしい。

意訳

主君への忠誠の心が、霞のように立ち出て伝わってほしいと願う。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原勝臣(ふじわらのかちおん) 生没年未詳(九世紀後半)
藤原南家の人で、大宰少弐・阿波守などを務めたと伝える。
出典
『古今和歌集』巻第十八・雑歌下・999番
歌体
短歌
状況
詞書「寛平の御時歌奉りけるついでに奉りける」(寛平の御時、歌を奉ったついでに奉った歌)。

解説

藤原勝臣の歌。

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出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、182頁(コマ104)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日