古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十七 雑歌上 882番

あまのがは

読人しらず(よみびとしらず)

天の川は雲の水脈が速いので、光をとどめることなく、月が流れていく。

作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2あまのがはあまのがはあまのがわ初句
  3. 3雲くも雲くもくものみのみのみををおにてにてにて二句
  4. 4はやければはやければはやければ三句
  5. 5光ひかり光ひかりひかりとどめずとどめずとどめず四句
  6. 6月つき月つきつきぞながるるぞながるるぞながるる結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

天の川は雲の水脈が速いので、光をとどめることなく、月が流れていく。

意訳

雲間を速く流れていく月を、天の川の流れに押し流されると見る。

語釈・文法注

みを
水脈、流れの筋。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『古今和歌集』の約四割を占め、撰者の時代より古い歌や、民謡・宴席で歌い継がれた歌、身分の低い人や女性の歌などを含む。
出典
『古今和歌集』巻第十七・雑歌上・882番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

読人しらずの歌。

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出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、159頁(コマ93)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日