古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十五 恋歌五 815番

夕されば

読人しらず(よみびとしらず)

夕方になると、人のいない寝床を払って、嘆くためにだけある我が身なのか。

詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1夕ゆふ夕ゆふゆうさればさればされば初句
  2. 2人ひと人ひとひとなきなきなき床とこ床とことこををを二句
  3. 3うちはらひうちはらひうちはらい三句
  4. 4歎なげ歎なげなげかむためとかむためとかむためと四句
  5. 5なれるなれるなれる我わ我わわががが身み身みみかかか結句

引用の仕方

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現代語訳

夕方になると、人のいない寝床を払って、嘆くためにだけある我が身なのか。

意訳

来ない人を待って床を整え、嘆いてばかりいる身を嘆く。

語釈・文法注

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『古今和歌集』の約四割を占め、撰者の時代より古い歌や、民謡・宴席で歌い継がれた歌、身分の低い人や女性の歌などを含む。
出典
『古今和歌集』巻第十五・恋歌五・815番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

読人しらずの歌。

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出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、144頁(コマ85)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日