古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十五 恋歌五 781番

吹きまよふ

常康親王(つねやすしんのう)

吹き迷う野風が寒いので、秋萩の色が移ろうように、あの人の心も移ろっていくのか。

作者
雲林院のみこ(常康親王)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2吹ふ吹ふふきまよふきまよふきまよう初句
  3. 3野風のかぜ野風のかぜのかぜをををさむみさむみさむみ二句
  4. 4秋萩あきはぎ秋萩あきはぎあきわぎののの三句
  5. 5うつりもゆくかうつりもゆくかうつりもゆくか四句
  6. 6人ひと人ひとひとのこころののこころののこころの結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

吹き迷う野風が寒いので、秋萩の色が移ろうように、あの人の心も移ろっていくのか。

意訳

秋風に萩の色が変わるように、恋人の心が変わっていく、と嘆く。

語釈・文法注

和歌

作者
常康親王(つねやすしんのう) ?–869
仁明天皇の皇子。天皇の崩御を嘆いて出家し、紫野の雲林院に住んだ。
出典
『古今和歌集』巻第十五・恋歌五・781番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

常康親王の歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、138頁(コマ82)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日