古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十三 恋歌三 630番

人はいさ

在原元方(ありわらのもとかた)

人はさあどうだか。私は根も葉もない評判が惜しいので、昔も今も知らないと言おう。

「人はいさ」の歌をもとにした情景。人はさあどうだか。私は根も葉もない評判が惜しいので、昔も今も知らないと言おう。
「人はいさ」の歌をもとにした情景。人はさあどうだか。私は根も葉もない評判が惜しいので、昔も今も知らないと言おう。
詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
元方(在原元方)
  1. 1人ひと人ひとひとはははいさいさいさ初句
  2. 2我われ我われわれはははなきなきなき名な名ななののの二句
  3. 3惜を惜をおしければしければしければ三句
  4. 4昔むかし昔むかしむかしももも今いま今いまいまももも四句
  5. 5知し知ししらずとらずとらずとをををいはむいはむいわむ結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

人はさあどうだか。私は根も葉もない評判が惜しいので、昔も今も知らないと言おう。

意訳

身に覚えのない噂を立てられたくないので、何も知らないと言い張ろう。

語釈・文法注

和歌

作者
在原元方(ありわらのもとかた) 生没年未詳(九世紀末〜十世紀前半)
在原業平の孫、在原棟梁の子。藤原国経の養子になったとも伝える。『古今和歌集』の巻頭歌「年の内に」の作者。
出典
『古今和歌集』巻第十三・恋歌三・630番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

在原元方の歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、112頁(コマ69)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日