古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十二 恋歌二 553番

うたたねに

小野小町(おののこまち)

うたた寝に恋しい人を見てからというもの、夢というものを頼りにしはじめた。

「うたたねに」の歌をもとにした情景。うたた寝に恋しい人を見てからというもの、夢というものを頼りにしはじめた。
「うたたねに」の歌をもとにした情景。うたた寝に恋しい人を見てからというもの、夢というものを頼りにしはじめた。
詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
小野小町
  1. 1うたたねにうたたねにうたたねに初句
  2. 2戀こひ戀こひこいしきしきしき人ひと人ひとひとををを二句
  3. 3見み見みみてしよりてしよりてしより三句
  4. 4夢ゆめ夢ゆめゆめててちょふふう物もの物ものものははは四句
  5. 5たのみそめてきたのみそめてきたのみそめてき結句

引用の仕方

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現代語訳

うたた寝に恋しい人を見てからというもの、夢というものを頼りにしはじめた。

意訳

うたた寝で恋しい人に会えたので、それ以来夢を頼りにするようになった。

語釈・文法注

うたたね
仮寝。
たのみそめてき
頼りにしはじめた。

和歌

作者
小野小町(おののこまち) 生没年未詳(九世紀中頃)
仁明・文徳天皇の頃の女性歌人。経歴はほとんどわからないが、仮名序は「あはれなるやうにてつよからず」と評し、恋の歌、ことに夢の歌に優れる。美女の伝説が多く生まれた。六歌仙・三十六歌仙の一人。
出典
『古今和歌集』巻第十二・恋歌二・553番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

小野小町の歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、100頁(コマ63)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日