古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十一 恋歌一 504番

我が戀は

読人しらず(よみびとしらず)

私の恋を人は知っているだろうか。いや知らない。枕だけが、知っているとすれば知っているだろう。

「我が戀は」の歌をもとにした情景。私の恋を人は知っているだろうか。いや知らない。枕だけが、知っているとすれば知っているだろう。
「我が戀は」の歌をもとにした情景。私の恋を人は知っているだろうか。いや知らない。枕だけが、知っているとすれば知っているだろう。
詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1我わ我わわががが戀こひ戀こひこいははは初句
  2. 2人ひと人ひとひとしるらめやしるらめやしるらめや二句
  3. 3しきたへのしきたへのしきたえの三句
  4. 4枕まくら枕まくらまくらのみこそのみこそのみこそ四句
  5. 5知し知ししらばらばらば知し知ししるらめるらめるらめ結句

引用の仕方

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現代語訳

私の恋を人は知っているだろうか。いや知らない。枕だけが、知っているとすれば知っているだろう。

意訳

誰にも知られない恋を、夜ごとの涙を知る枕だけが知っている、と詠む。

語釈・文法注

しきたへの
「枕」にかかる枕詞。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『古今和歌集』の約四割を占め、撰者の時代より古い歌や、民謡・宴席で歌い継がれた歌、身分の低い人や女性の歌などを含む。
出典
『古今和歌集』巻第十一・恋歌一・504番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

枕詞
「しきたへの」。

解説

読人しらずの歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、95頁(コマ61)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日