古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十 物名 458番

かの方に

阿保経覧(あぼのつねみ)

あちらの方へ、いつから先に渡ったのだろう。波路には跡も残っていないことだ。

「かの方に」の歌をもとにした情景。あちらの方へ、いつから先に渡ったのだろう。波路には跡も残っていないことだ。
「かの方に」の歌をもとにした情景。あちらの方へ、いつから先に渡ったのだろう。波路には跡も残っていないことだ。
作者
阿保のつねみ(阿保経覧)
  1. 1からさきからさきからさき詞書
  2. 2かのかのかの方かた方かたかたににに初句
  3. 3いつからさきにいつからさきにいつからさきに二句
  4. 4渡わた渡わたわたりけむりけむりけむ三句
  5. 5波路なみぢ波路なみぢなみじはははあともあともあとも四句
  6. 6殘のこ殘のこのこらざりけりらざりけりらざりけり結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕からさき。

あちらの方へ、いつから先に渡ったのだろう。波路には跡も残っていないことだ。

意訳

「いつからさきに」に「からさき(唐崎)」を詠みこむ。

語釈・文法注

唐崎
近江国の地名。

和歌

作者
阿保経覧(あぼのつねみ) ?–912
暦博士・天文博士などを務めた。
出典
『古今和歌集』巻第十・物名・458番
歌体
短歌
状況
詞書「からさき」(からさき)。

修辞

物名
「からさき」。

解説

阿保経覧の歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、88頁(コマ57)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日