古今和歌集 巻第十 物名 452番
さよふけて
夜が更けて、半ばを過ぎて傾いていく月を、吹き返しておくれ、秋の山風よ。

現代語訳
〔詞書〕かはたけ。
夜が更けて、半ばを過ぎて傾いていく月を、吹き返しておくれ、秋の山風よ。
意訳
「なかばたけ」に「かはたけ」を詠みこむ。沈む月を惜しむ。
語釈・文法注
- 半ばたけゆく
- 半分を過ぎていく。
和歌
- 作者
- 景式王(かげのりのおおきみ) 生没年未詳
文徳天皇の孫と伝える。 - 出典
- 『古今和歌集』巻第十・物名・452番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「かはたけ」(かはたけ)。
修辞
- 物名
- 「(なか)はたけ」に「かはたけ」。
解説
景式王の歌。
関連
出典
- 底本
- 有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、87頁(コマ57)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日