古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十 物名 450番

花の色は

高向利春(たかむこのとしはる)

花の色はただ一時の盛りに濃いけれど、露は繰り返し繰り返し染めていることだ。

「花の色は」の歌をもとにした情景。花の色はただ一時の盛りに濃いけれど、露は繰り返し繰り返し染めていることだ。
「花の色は」の歌をもとにした情景。花の色はただ一時の盛りに濃いけれど、露は繰り返し繰り返し染めていることだ。
作者
たかむこのとしはる(高向利春)
  1. 1さがりごけさがりごけさがりごけ詞書
  2. 2花はな花はなはなののの色いろ色いろいろははは初句
  3. 3唯ただ唯ただただひとさかりひとさかりひとさかり二句
  4. 4こけれどもこけれどもこけれども三句
  5. 5かへすがかへすがかえすがへすぞへすぞえすぞ四句
  6. 6露つゆ露つゆつゆはははそめけるそめけるそめける結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕さがりごけ。

花の色はただ一時の盛りに濃いけれど、露は繰り返し繰り返し染めていることだ。

意訳

「ひとさかり濃けれども」に「さがりごけ」を詠みこむ。

語釈・文法注

こけれども
濃いけれども。

和歌

作者
高向利春(たかむこのとしはる) 生没年未詳
経歴はほとんどわからない。
出典
『古今和歌集』巻第十・物名・450番
歌体
短歌
状況
詞書「さがりごけ」(さがりごけ)。

修辞

物名
「さかりこけ」。

解説

高向利春の歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、87頁(コマ57)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日