古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十 物名 449番

うば玉の

清原深養父(きよはらのふかやぶ)

夢でどうして心が慰められようか。現実に逢ってさえも満ち足りない心なのに。

「うば玉の」の歌をもとにした情景。夢でどうして心が慰められようか。現実に逢ってさえも満ち足りない心なのに。
「うば玉の」の歌をもとにした情景。夢でどうして心が慰められようか。現実に逢ってさえも満ち足りない心なのに。
作者
深養父(清原深養父)
  1. 1かはなぐさかはなぐさかわなぐさ詞書
  2. 2うばうばうば玉たま玉たまたまののの初句
  3. 3夢ゆめ夢ゆめゆめになにかはになにかはになにかわ二句
  4. 4なぐさまむなぐさまむなぐさまむ三句
  5. 5うつつにだにもうつつにだにもうつつにだにも四句
  6. 6あかぬあかぬあかぬ心こころ心こころこころををを結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕かはなぐさ。

夢でどうして心が慰められようか。現実に逢ってさえも満ち足りない心なのに。

意訳

「何かは慰まむ」に「かはなぐさ」を詠みこむ。

語釈・文法注

うばたまの
「夢」にかかる枕詞。

和歌

作者
清原深養父(きよはらのふかやぶ) 生没年未詳(九世紀後半〜十世紀前半)
内匠允・内蔵大允などを務めた。琴の名手でもあった。清少納言の曽祖父、清原元輔の祖父にあたる。晩年は洛北に補陀落寺を建てて住んだと伝える。
出典
『古今和歌集』巻第十・物名・449番
歌体
短歌
状況
詞書「かはなぐさ」(かはなぐさ)。

修辞

物名
「(なに)かはなぐさ」。

解説

清原深養父の歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、86頁(コマ56)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日