古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十 物名 430番

足引の

小野滋蔭(おののしげかげ)

山を離れて行く雲のように、宿る所の定まらない世の中であることだ。

「足引の」の歌をもとにした情景。山を離れて行く雲のように、宿る所の定まらない世の中であることだ。
「足引の」の歌をもとにした情景。山を離れて行く雲のように、宿る所の定まらない世の中であることだ。
作者
小野しげかけ(小野滋蔭)
  1. 1たちばなたちばなたちばな詞書
  2. 2足引あしひき足引あしひきあしいきののの初句
  3. 3山やま山やまやまたちはなれたちはなれたちわなれ二句
  4. 4行ゆ行ゆゆくくく雲くも雲くもくもののの三句
  5. 5やどりやどりやどり定さだ定さださだめぬめぬめぬ四句
  6. 6世よ世よよにこそありけれにこそありけれにこそありけれ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕たちばな。

山を離れて行く雲のように、宿る所の定まらない世の中であることだ。

意訳

「やまたちはなれ」に「たちばな」を詠みこむ。

語釈・文法注

たちはなれ
離れて。

和歌

作者
小野滋蔭(おののしげかげ) 生没年未詳
経歴はほとんどわからない。
出典
『古今和歌集』巻第十・物名・430番
歌体
短歌
状況
詞書「たちばな」(たちばな)。

修辞

物名
「たちはな」に「たちばな」。

解説

小野滋蔭の歌。

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出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、83頁(コマ55)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日