古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十 物名 426番

あなうめに

読人しらず(よみびとしらず)

ああつらい、梅の花は、いつまでも変わらずにいるようにも見えない。恋しくなるはずの香は匂っているけれど。

「あなうめに」の歌をもとにした情景。ああつらい、梅の花は、いつまでも変わらずにいるようにも見えない。恋しくなるはずの香は匂っているけれど。
「あなうめに」の歌をもとにした情景。ああつらい、梅の花は、いつまでも変わらずにいるようにも見えない。恋しくなるはずの香は匂っているけれど。
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1うめうめうめ詞書
  2. 2あなうめにあなうめにあのうめに初句
  3. 3常つね常つねつねなるべくもなるべくもなるべくも二句
  4. 4見み見みみえぬかなえぬかなえぬかな三句
  5. 5戀こひ戀こひこいしかるべきしかるべきしかるべき四句
  6. 6香か香かかははは匂にほ匂にほにおひつつひつついつつ結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

〔詞書〕うめ。

ああつらい、梅の花は、いつまでも変わらずにいるようにも見えない。恋しくなるはずの香は匂っているけれど。

意訳

「あな憂、めに(ああつらい、目に)」に「うめ」を詠みこむ。

語釈・文法注

あなう
ああつらい。
常なるべくも
いつまでも変わらないようにも。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『古今和歌集』の約四割を占め、撰者の時代より古い歌や、民謡・宴席で歌い継がれた歌、身分の低い人や女性の歌などを含む。
出典
『古今和歌集』巻第十・物名・426番
歌体
短歌
状況
詞書「うめ」(うめ)。

修辞

物名
「あなうめ」に「うめ」。

解説

読人しらずの歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、83頁(コマ55)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日