古典ライブラリー

古今和歌集 巻第八 離別歌 400番

あかずして

読人しらず(よみびとしらず)

名残惜しく別れる袖にこぼれる白玉(涙)は、あなたの形見として包んで行きます。

「あかずして」の歌をもとにした情景。名残惜しく別れる袖にこぼれる白玉(涙)は、あなたの形見として包んで行きます。
「あかずして」の歌をもとにした情景。名残惜しく別れる袖にこぼれる白玉(涙)は、あなたの形見として包んで行きます。
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2あかずしてあかずしてあかずして初句
  3. 3わかるるわかるるわかるる袖そで袖そでそでののの二句
  4. 4白玉しらたま白玉しらたましらたまははは三句
  5. 5君きみ君きみきみがかたみとがかたみとがかたみと四句
  6. 6つつみてぞゆくつつみてぞゆくつつみてぞゆく結句

引用の仕方

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現代語訳

名残惜しく別れる袖にこぼれる白玉(涙)は、あなたの形見として包んで行きます。

意訳

別れの涙を白玉に見立て、相手の形見として袖に包んで持って行く、と詠む。

語釈・文法注

白玉
涙のたとえ。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『古今和歌集』の約四割を占め、撰者の時代より古い歌や、民謡・宴席で歌い継がれた歌、身分の低い人や女性の歌などを含む。
出典
『古今和歌集』巻第八・離別歌・400番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

見立て
涙を白玉に見立てる。

解説

読人しらずの歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、75頁(コマ51)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日