古典ライブラリー

古今和歌集 巻第七 賀歌 346番

我が齢

読人しらず(よみびとしらず)

私の寿命を、あなたの八千年の寿命に加えて留めておくことができたなら、思い出にしてください。

「我が齢」の歌をもとにした情景。私の寿命を、あなたの八千年の寿命に加えて留めておくことができたなら、思い出にしてください。
「我が齢」の歌をもとにした情景。私の寿命を、あなたの八千年の寿命に加えて留めておくことができたなら、思い出にしてください。
詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1我わ我わわががが齢よはひ齢よはひよわい初句
  2. 2君きみ君きみきみがやちよにがやちよにがやちよに二句
  3. 3とりとりとり添そ添そそへてへてえて三句
  4. 4とどめおきてばとどめおきてばとどめおきてば四句
  5. 5思おも思おもおもひでにせよひでにせよいでにせよ結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

私の寿命を、あなたの八千年の寿命に加えて留めておくことができたなら、思い出にしてください。

意訳

自分の命の年数を相手の長寿に加え、それを自分の形見として思い出してほしい、と願う。

語釈・文法注

とり添へて
加えて。
とどめおきてば
留めておいたならば。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『古今和歌集』の約四割を占め、撰者の時代より古い歌や、民謡・宴席で歌い継がれた歌、身分の低い人や女性の歌などを含む。
出典
『古今和歌集』巻第七・賀歌・346番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

読人しらずの歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、62頁(コマ44)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日