古今和歌集 巻第六 冬歌 321番
ふるさとは
この古い都は、吉野の山が近いので、一日として雪の降らない日はない。

現代語訳
この古い都は、吉野の山が近いので、一日として雪の降らない日はない。
意訳
旧都(吉野の宮があった所)は雪深い吉野の山に近いので、毎日雪が降る。
語釈・文法注
- ふるさと
- 古い都。
- 一日も
- 一日として。
和歌
- 作者
- 読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『古今和歌集』の約四割を占め、撰者の時代より古い歌や、民謡・宴席で歌い継がれた歌、身分の低い人や女性の歌などを含む。 - 出典
- 『古今和歌集』巻第六・冬歌・321番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。
解説
読人しらずの歌。
関連
出典
- 底本
- 有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、58頁(コマ42)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日