古典ライブラリー

古今和歌集 巻第五 秋歌下 290番

吹く風の

読人しらず(よみびとしらず)

吹く風がさまざまな色に見えたのは、秋の木の葉が散っていたからであった。

「吹く風の」の歌をもとにした情景。吹く風がさまざまな色に見えたのは、秋の木の葉が散っていたからであった。
「吹く風の」の歌をもとにした情景。吹く風がさまざまな色に見えたのは、秋の木の葉が散っていたからであった。
詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1吹ふ吹ふふくくく風かぜ風かぜかぜののの初句
  2. 2色いろ色いろいろののの千種ちぐさ千種ちぐさちぐさににに二句
  3. 3見み見みみえつるえつるえつるははは三句
  4. 4秋あき秋あきあきののの木こ木ここののの葉は葉ははののの四句
  5. 5散ち散ちちればなりけりればなりけりればなりけり結句

引用の仕方

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現代語訳

吹く風がさまざまな色に見えたのは、秋の木の葉が散っていたからであった。

意訳

本来色のない風がさまざまな色に見えたのは、風に色とりどりの木の葉が舞っていたからだった。

語釈・文法注

色の千種
さまざまな色。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『古今和歌集』の約四割を占め、撰者の時代より古い歌や、民謡・宴席で歌い継がれた歌、身分の低い人や女性の歌などを含む。
出典
『古今和歌集』巻第五・秋歌下・290番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

読人しらずの歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、51頁(コマ39)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日