古典ライブラリー

古今和歌集 巻第四 秋歌上 245番

みどりなる

読人しらず(よみびとしらず)

同じ緑色の一つの草だと、春には見ていた。秋には色とりどりの花であったのだ。

「みどりなる」の歌をもとにした情景。同じ緑色の一つの草だと、春には見ていた。秋には色とりどりの花であったのだ。
「みどりなる」の歌をもとにした情景。同じ緑色の一つの草だと、春には見ていた。秋には色とりどりの花であったのだ。
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2みどりなるみどりなるみどりなる初句
  3. 3ひとつひとつひとつ草くさ草くさくさとぞとぞとぞ二句
  4. 4春はる春はるはるははは見み見みみししし三句
  5. 5秋あき秋あきあきははは色々いろいろ色々いろいろいろいろののの四句
  6. 6花はな花はなはなにぞありけるにぞありけるにぞありける結句

引用の仕方

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現代語訳

同じ緑色の一つの草だと、春には見ていた。秋には色とりどりの花であったのだ。

意訳

春にはどれも同じ緑の草だったのが、秋になるとさまざまな色の花を咲かせる。秋の野の多彩さに気づいた驚き。

語釈・文法注

ひとつ草
同じ一種類の草。
ありける
…であったのだ。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『古今和歌集』の約四割を占め、撰者の時代より古い歌や、民謡・宴席で歌い継がれた歌、身分の低い人や女性の歌などを含む。
出典
『古今和歌集』巻第四・秋歌上・245番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

対比
春の緑一色と秋の色とりどり。

解説

読人しらずの歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、42頁(コマ34)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日