古今和歌集 巻第十八 雑歌下 996番
わすられむ
忘れられる時に思い出してほしいというのか、浜千鳥は、行方もわからないのに足跡を残している。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
忘れられる時に思い出してほしいというのか、浜千鳥は、行方もわからないのに足跡を残している。
意訳
浜千鳥の足跡を手紙(筆跡)にたとえ、忘れられた時のための形見とする。
語釈・文法注
- 跡
- 足跡と筆跡。
和歌
- 作者
- 読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『古今和歌集』の約四割を占め、撰者の時代より古い歌や、民謡・宴席で歌い継がれた歌、身分の低い人や女性の歌などを含む。 - 出典
- 『古今和歌集』巻第十八・雑歌下・996番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。
解説
読人しらずの歌。
関連
出典
- 底本
- 有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、181頁(コマ104)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日