古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十八 雑歌下 988番

逢坂の

読人しらず(よみびとしらず)

逢坂の嵐の風は寒いけれど、行く先もわからないので、わびしく思いながらここで寝る。

詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1逢坂あふさか逢坂あふさかおうさかののの初句
  2. 2あらしのあらしのあらしの風かぜ風かぜかぜははは二句
  3. 3さむけれどさむけれどさむけれど三句
  4. 4行方ゆくへ行方ゆくへゆくえしらねばしらねばしらねば四句
  5. 5佗わ佗わわびつつぞぬるびつつぞぬるびつつぞぬる結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

逢坂の嵐の風は寒いけれど、行く先もわからないので、わびしく思いながらここで寝る。

意訳

旅の途中、寒い逢坂で野宿する心細さを詠む。

語釈・文法注

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『古今和歌集』の約四割を占め、撰者の時代より古い歌や、民謡・宴席で歌い継がれた歌、身分の低い人や女性の歌などを含む。
出典
『古今和歌集』巻第十八・雑歌下・988番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

読人しらずの歌。

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出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、179頁(コマ103)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日