古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十五 恋歌五 801番

忘れ草

源宗于(みなもとのむねゆき)

忘れ草が枯れるかもしれないので、つれない人の心に霜が置いてほしい。

詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
宗于朝臣(源宗于)
  1. 1忘わす忘わすわすれれれ草ぐさ草ぐさぐさ初句
  2. 2かれもやするとかれもやするとかれもやすると二句
  3. 3つれもなきつれもなきつれもなき三句
  4. 4人ひと人ひとひとのこころにのこころにのこころに四句
  5. 5霜しも霜しもしもははは置お置おおかなむかなむかなむ結句

引用の仕方

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現代語訳

忘れ草が枯れるかもしれないので、つれない人の心に霜が置いてほしい。

意訳

私を忘れさせる忘れ草が、霜で枯れてほしい、と願う。

語釈・文法注

和歌

作者
源宗于(みなもとのむねゆき) ?–939
光孝天皇の皇子是忠親王の子。臣籍に下って源姓を賜り、右京大夫となった。官位に恵まれない嘆きを詠んだ歌が伝わる。三十六歌仙の一人。
出典
『古今和歌集』巻第十五・恋歌五・801番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

源宗于の歌。

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出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、142頁(コマ84)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日