古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十四 恋歌四 743番

大空は

酒井人真(さかいのひとざね)

大空は恋しい人の形見なのだろうか。物思いをするたびに、つい眺めてしまう。

詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
さかゐのひとざね(酒井人真)
  1. 1大空おほぞら大空おほぞらおおぞらははは初句
  2. 2こひしきこひしきこいしき人ひと人ひとひとののの二句
  3. 3形見かたみ形見かたみかたみかはかはかわ三句
  4. 4ものものもの思おも思おもおもふごとにふごとにうごとに四句
  5. 5ながめらるらむながめらるらむながめらるらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

大空は恋しい人の形見なのだろうか。物思いをするたびに、つい眺めてしまう。

意訳

物思いのたびに空を眺めてしまうのは、空が恋しい人の形見だからか、と詠む。

語釈・文法注

形見かは
形見だろうか。

和歌

作者
酒井人真(さかいのひとざね) ?–917
経歴はほとんどわからない。
出典
『古今和歌集』巻第十四・恋歌四・743番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

酒井人真の歌。

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出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、131頁(コマ79)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日