古今和歌集 巻第十四 恋歌四 738番
玉ほこの
道はいつも迷ってほしい。あの人がよその人を訪ねても、私の所かと思えるように。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
道はいつも迷ってほしい。あの人がよその人を訪ねても、私の所かと思えるように。
意訳
恋人が道に迷って自分の所に来てくれればよい、と切ない願いを詠む。
語釈・文法注
- 玉ほこの
- 「道」にかかる枕詞。
和歌
- 作者
- 藤原因香(ふじわらのよるか) 生没年未詳(九世紀後半)
藤原高藤の娘とも伝える女官で、典侍(ないしのすけ)を務めた。 - 出典
- 『古今和歌集』巻第十四・恋歌四・738番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。
修辞
- 枕詞
- 「玉ほこの」。
解説
藤原因香の歌。
関連
出典
- 底本
- 有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、130頁(コマ78)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日