古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十一 恋歌一 530番

篝火の

読人しらず(よみびとしらず)

篝火の影のようになった我が身がわびしいのは、水面に映る影のように、流れながら下で燃えているからであった。

「篝火の」の歌をもとにした情景。篝火の影のようになった我が身がわびしいのは、水面に映る影のように、流れながら下で燃えているからであった。
「篝火の」の歌をもとにした情景。篝火の影のようになった我が身がわびしいのは、水面に映る影のように、流れながら下で燃えているからであった。
詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1篝火かがりび篝火かがりびかがりびののの初句
  2. 2かげとなるかげとなるかげとなる身み身みみののの二句
  3. 3わびしきわびしきわびしきははは三句
  4. 4流なが流ながながれてれてれて下した下したしたににに四句
  5. 5もゆるなりけりもゆるなりけりもゆるなりけり結句

引用の仕方

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現代語訳

篝火の影のようになった我が身がわびしいのは、水面に映る影のように、流れながら下で燃えているからであった。

意訳

水に映る篝火の影のように、涙に流されながら心の底で燃えている恋を詠む。

語釈・文法注

下にもゆる
心の中で燃える。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『古今和歌集』の約四割を占め、撰者の時代より古い歌や、民謡・宴席で歌い継がれた歌、身分の低い人や女性の歌などを含む。
出典
『古今和歌集』巻第十一・恋歌一・530番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

読人しらずの歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、97頁(コマ62)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日