古今和歌集 巻第十 物名 447番
郭公
ほととぎすは峰の雲に混じってしまったのだろうか。いるとは聞くけれど、見るすべもない。

現代語訳
〔詞書〕やまし。
ほととぎすは峰の雲に混じってしまったのだろうか。いるとは聞くけれど、見るすべもない。
意訳
「雲にや混じりにし」に「やまし」を詠みこむ。
語釈・文法注
- やまし
- 植物の名か。
和歌
- 作者
- 平篤行(たいらのあつゆき) ?–910
桓武平氏の一族で、刑部少輔などを務めた。 - 出典
- 『古今和歌集』巻第十・物名・447番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「やまし」(やまし)。
修辞
- 物名
- 「やまし」。
解説
平篤行の歌。
関連
出典
- 底本
- 有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、86頁(コマ56)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日