古典ライブラリー

古今和歌集 巻第十一 恋歌一 520番

來む世にも

読人しらず(よみびとしらず)

早く来世になってほしい。目の前のつれない人を、昔のことと思おう。

「來む世にも」の歌をもとにした情景。早く来世になってほしい。目の前のつれない人を、昔のことと思おう。
「來む世にも」の歌をもとにした情景。早く来世になってほしい。目の前のつれない人を、昔のことと思おう。
詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1來こ來ここむむん世よ世よよにもにもにも初句
  2. 2はやなりななむはやなりななむはやなりななむ二句
  3. 3目め目めめののの前まへ前まへまえににに三句
  4. 4つれなきつれなきつれなき人ひと人ひとひとををを四句
  5. 5昔むかし昔むかしむかしととと思おも思おもおもはむはむわむ結句

引用の仕方

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現代語訳

早く来世になってほしい。目の前のつれない人を、昔のことと思おう。

意訳

来世になれば、今つれない人も過去の人と思えるだろう、と恋の苦しみから逃れたいと願う。

語釈・文法注

なりななむ
なってしまってほしい。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『古今和歌集』の約四割を占め、撰者の時代より古い歌や、民謡・宴席で歌い継がれた歌、身分の低い人や女性の歌などを含む。
出典
『古今和歌集』巻第十一・恋歌一・520番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

読人しらずの歌。

関連

出典

底本
有朋堂文庫『古今和歌集・後撰和歌集』 塚本哲三校訂、有朋堂書店、大正15年(1926)、97頁(コマ62)。正保四年版『八代集』を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日